人のよな生きた形をもつ貴方触れれば切れるわたしの刀
影に触れられて躓く手を取ったぬるい手をもつ人造の神
池の中の鯉には決して触れないでそれは神の為の幻
きっと死ぬ前に必ず夢に見る貴方が見せた火花の軌跡
わたしの手そっと触って見てるのは人の作った美しきもの
硬い骨も肉持つ体しなる足獣の首も切れば落ちるか 大和守安定
夜明けまで走れ走れと急きたてて朝を追い越す浅葱の背中 和泉守兼定
貴方の隣端にいたから偽物の花きれいに見えた俺には見えた 山姥切国広